Oct.19-2008

木通(アケビ)

実家に毎年アケビがなっています。といっても、木で組んだ塀のようなところに
目隠し的にアケビを植えており、一本だけですが、実は10個ほどなります。
そばにアケビらしき木はないのですが、きくところによると花粉はかなり広大な領域に
飛ぶということで、きっとどこからか飛んでくるんでしょうね。葉っぱの形状から3つ葉あけびと思います。毎年きれいな紫色の実をつけています。
 そこで、アケビの実生も挑戦と、あいているフェイジョアCのそばのルートレーナを
使わせてもらい、植えてみることにしました。フェイジョアとは違い、タネを乾燥させては
ならないみたいですので。そのまま時下に蒔きました。冬越しをタネが察して春になると
芽がでてくるそうです。
実がわれる直前のものをもらってきまして、開いてみました。予想通りタネが一杯。

果肉の方のあじは、本当砂糖を入れた
デンプンみたいです。現代人が舌が肥え
ていてあまりおいしくないというのも
わかります。山形の方では、皮を
油炒めして食べるそうで、
わたしも今回せっかくなので、
水でアクをぬいてゆでて食べて
みようと思います。




さて、二つの方法でタネを植えました。
ひとつは、多少果肉がのこっている状態で、ジフィーに数個
ばらまいて上から少し土がかぶった状態にしてみました。
数が多く、個数はカウントしてません。
これを、方法Aとします(右の写真がそれ。)。

今後は、トレーに水をいれて水がなくならないようにして
春までつっぱしろうろ思います。

もうひとつは、種をしっかりあらって、乾燥させないように
一つのルートレーナのセルにひとつの種を植えました(計12個)。
これを方法Bとします。
下の写真がそれらです。


                    
       (きれいに果肉をとりのぞいた木通の種)        (1セルに1つずつ埋め込みました。フィジョアCの左側の12セル)


                            
あとは、春どうなるかですね。報告ができると良いです。
あ、そうそう、肝心な木通の皮のことです。右のような
感じで輪切りにして、赤みその鍋などに他の具として
混ぜて食べてみました。皮はかなり苦く、実はちょっと
ほろ苦いという味でかなり煮込んだからかもしれませんが、
食感はやわらかく煮た大根のようです
(味は全然違うけれど)。