フランスパン(もどき)に挑戦!
<簡単、オーブンを使って焼くレシピ>


我が家には、ホームベーカリーなどはありません。
ましてフランスパンを作るのは無理と思っていましたが、
最近パン、ピザ生地など自分で作っているので、
フランスパンに挑戦です。といってもフランスパンは
厳密には長さが68cmの棒状の物しか言わないので、
まあ、外側(クラム)はパリパリ、中はもちっとしたものに挑戦しました。
何回かやって、一応安定的な方法を見つけましたので紹介します。とても簡単です

 フランスパン用小麦(準強力粉)  100g 注意1参考のこと 
 ドライイースト   1g  あまり多くなくじっくり発酵してもらいたい量
  砂糖  0.5g  注意2参考のこと 
 塩   2g  
 ぬるま湯   約70g 40度くらい  注意3参考
 お好みの具及びはかりなどの道具、ビニル袋  必要なだけ  

(リスドオルにはモルトが入っています)

 注意1:フランスパン用麦(準強力粉)
     最近は、日本で、日清製粉とコラボしてメゾンカイザーからでているフランスパン用小麦粉 
     メゾンカイザートラディショナル
一度は使ってみたいですね。
      僕の場合は、比較的手に入りやすい、リスドオルを使っています。
      でも、手に入らないということであれば、強力粉60対薄力粉40でブレンドしてもよいと思います。
      くっつかないように、打ち粉としてもつかっちゃいますので、多少多めに

 
 
 注意2: 発酵を助けるためです。極微量 粉末モルトの方が本格的? (リスドオルには粉末モルトがはいっている)
      オリーブオイルを入れても良いですが、発酵の妨げになりますので、砂糖などを多く入れて調整してください
   
 注意3: 高温のお湯は、イースト菌が死んでしまいます。ぬるま湯でおねがいします。お風呂くらいの温度
       雰囲気によって、必要なお湯の量は違ってきます。約と書いてあるのはいい加減という意味ではないです
   

さて、今回は、チーズ入りブールもどきを参考に作製手順をお知らせします。

完成品のムービーMOVIE

再生:BREAD_MAKE   


手順1 

先ず、水と具以外の材料全てを全部ビニル袋に入れます(もちろんイーストも)
ただし、打ち粉(くっつかないように表面に振りかけるもの)は、いれないでください(当たり前か) 


手順2
そしたら、ぬるま湯をいれてこねる(一度に入れないで、少し残して、堅さを確かめながらこねる。)
ピザ生地と同じで、ホッペのようになったらok (ぬるま湯がたりないなら少しずついれて行きます。)



手順3(一次発酵)
冬場であれば、ストーブのそばで、それ以外では、適当にあたたかくし(40度くらい)て、30分ほど
発酵させます。これで終わればピザ生地となります。


手順4

冬場であれば、ストーブのそばで、それ以外では、適当にあたたかくし(40度くらい)て、30分ほど
発酵させます。これで終わればピザ生地となります。


手順5
一次発酵の終わった生地を袋の外から押しだして丁度良い大きさに分けてお皿に(打ち粉をひいて)載せます。
長いパンにしたいときは、クッキングシートかなんかに載せたあと、分厚めに平ぺったくのばし、なかに具を入れて三つ折りします。
要するに、ここで、ひねらせたり、まん丸にしたりして造形をします。

   

手順6(二次発酵)
 冷蔵庫などで、乾燥しないようにした状態で半日発酵させます。このときにあまりいじらないようにします。
なぜなら、発酵でできた二酸化炭素の空間がつぶれてしまうからです。
(写真省略)

手順7 オーブン用の器に移し替える(ホイルやクッキングシートでも使える物があります)
充分に発酵が完了(といってもずっと発酵し続けますが)した時、このとき、生地がだらっとしていたら、多分調合のときの
お湯が多すぎたということになります。正常であれば、かたちは有る程度たもったまま2倍くらいにふくれあがっています。
(写真省略)
 
手順8オーブン250度で(ない場合は最高温度)余熱する。
(写真省略)

手順9 オーブンを開けてすかさず水を霧吹きでオーブンの内部に向かって3回位かける
(写真省略)

手順10 パン生地を中に入れて10分間オーブンで焼き、オーブンの蓋を開けて、すかさず、パン生地めがけて霧吹きで水をやはり3回かけ、
その後さらに10分間(250度から10度くらい下げて)240度で焼けば完成です