超うれしい。姉がカナダから、またもや乾燥茸を送ってくれました。
ポルタベッロ(ブラウン系)と、ロブスターマッシュルームだ。
日本は、こういったキノコはあまり売られていません。
前回紹介している他のキノコ(編笠茸 アンズ茸)も、日本では滅多に売っていないか、通販では大量の量たとえば
何百グラムという単位位で売っていますが、乾燥ものなのに、1万円〜数万円の値段がついていたりします。
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ロブスターマッシュルーム
超感激です。特にロブスターマッシュルームは、日本では滅多に手に入らないからです。
乾燥された状態ですが、とてもよいにおいがしました。といいますか、ウオッシュチーズの
エポワスとかラングルとかのオレンジ色のカビのにおいもします。
このキノコは、寄生する菌が特徴であり、キノコそのものは、重要視されていない感じ。
つまり、ロブスターマッシュルームをその名たらしめるものは、つまり特徴づけるのは菌であり、
その菌(ヒポミケスキン)は、他の生物であるキノコの表面に寄生し、キノコ本体を変形させてしまう菌で、
毒々しいオレンジ色は、その菌特有のものだそうです。
つまり、表面以外は、寄生されたキノコということになり、それがなんであるかは食べられれば関係なさそう
(事実複数のキノコの種類があげられている。)
(乾燥ロブスターマッスルーム)
炒めてもおいしいということで、さっそく炒めて食べてみます。その前に、水で、もどしたんですが、
とにかく、この色と醸し出す雰囲気から、大きなエビをざく切りにしたイメージで、おそらく、
ここから名前がついたのかな。大きい物は、マクドナルドのフィレオフィッシュの白身ぐらいの
大きさになっていてたべごたえありそうです。
(バター炒めにしました。)
感想:はごたえがあって、多少にがみがありましたが、おいしかったです。
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ポルタベッロ
また、ポルタベッロは、実は、文献によれば、マッシュルームと同じ、和名「ツクリタケ」だそうです。
通常2cmくらいで市場にでまわりますが、大きくなるまで育てた熟成?物とのこと。アメリカで
"Portobello"
(ポルトベロ、ポータベラー)という名前で売られてヒットしたんだそうです。
日本では、「ジャンボマッシュルーム」です。
ただ、すこしヨーロッパ言語をかじっていると、この箱の表示は、”portabello”で、常識的に
男性形と女性形はいっしょになるのでは、と不思議に思うのは私だけでしょうか?
これも乾燥ですが、においに関しては、深まってまるでポルチーニみたいな香りがしています。
もしかしたら、本当のポルチーニじゃないかと疑ってしまっていますが、かたちを見ると、やはり
ジャンボマッシュルームかな。
マッシュルームは、ホワイトマッシュルームが一番人気らしいですが、僕は、ブラウンマッシュルームの方が
好きです。理由は、香りが、一番よくするから。でもって、今回いただいたポルトベッロも、色から判断して、
ブラウン系だと思いますが、大きいだけあって、これだけにおいもきついのかも。
水分でもどしたときの香りや戻し汁もポルチーニそっくりの色になった。
これだけ似ていると疑ってしまうのだが・・・かたちはたしかにポルタベッロだ。
これも料理してみよう。
日本でも、ポルトベッロはごく最近都会のスーパーには希に並んでいることがあるみたいです。