DEC-30-2007

冬休みになりました。今のうちに2月の激寒に対する対応をやっておかないと。
その前に、前回と同じ原因なのか、よくにた症状にてもうひとつ苗が瀕死状態となっちゃいました。これも番号4のフェイジョアの種で7月7日に種蒔きしたもの(私独自の識別番号で4B04、4B06 皆様には関係ないですが混同しないようにつけている番号のもの)です。



寒さなのか、乾燥しすぎなのか、そもそも病弱な苗だったのかわかりません。
しかし、4B06の方は、10月8日から12月9日に1.5cmほど背丈が伸びていた苗
でしたので、やはり寒さか乾燥という気がします。

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と にかく、もう一段の冬対策として、防寒屋根をもうけました。本当は室内に入れようかと思いましたが、毎日ベランダへ移動させるのも大変ですし、室内では 20度ほど温度があり、逆に温室育ちになってしまい、今後寒さに異常に弱い苗になってしまうのがいやでしたから、なんどかベランダでと思いそうしました。
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          !!真冬対策のはじまりです!!


ふ た付きの発泡スチロール(5~10リットル位の水がはいるもの)を別途用意し、水を入れ、本当に小型の投げ込みヒータ26度を入れておきます。発泡スチ ロールのおかげで外気にはあまり熱がながれず、無理なく26度を保っているようです。ヒーターは26度でのサーモスタット以外に、空だき防止機能を備えた 安全性の高い物ですが、それプラス、念のため、ヒータは、下部や周囲は、金属やセラミックの不燃材となるように設置し、二重の安全性を確保しています。ふ たがしてありますので、水はほとんど蒸発しませんが、最初は毎日、様子を見て月に一回は温水の方の水量を確認するつもりです。

 その温水 を細いホースチューブ(直径5mm位)でもって循環ポンプ(5w)を利用しフェイジョアの入っている方の発泡スチロール内に入れ込んでみました。ホースチューブを4mほど買ってきて、発泡 スチロール内に3m分いれこみ、常時循環させています。温度を測定したところ外気よりは多少高くなっている感じです。今後は、ホースチューブの長さをながくして、 もっとまんべんなく温水を通せばもうすこし温度があがるかもしれません。現在、外気より1~2度だけ高い状態です。日中のことを考慮すると、ビニルハウス のような屋根の部分は締めきることはできず、やむを得ず、かなりオープンになっております。日中は、太陽の熱を受け、発泡スチロール内の温度が上昇しすぎ るのを防ぐためです。仕事上つきっきりになるわけにはいきませんからね。

さて、地元の熱帯魚やさん、年末だからやっていないかなと思い訪ねてみましたら、掃除中のような雰囲気でしたが、気持ちよく店に入れてくれて、ホースチューブ(本来は金魚飼育用のエエアチューブ)を買うことが出来ました。




                            
                                    冬支度 完全防備?
 




        屋根部分をとって、のぞき込んで見ましょう!



         
          よく見ると、透明チューブが見えますよね。そこに温水を通しています。 




余談コーナー(7)
フェ イジョアは、自己受粉性があるものと、ないものとがありますが、あるものであっても、他の樹木がそばにあった方が結実が高く良いみたいです。果実の種はと もかく、果実の果肉の方の品質(味や香り)は、母体である樹木で決まるという話で、花粉の品種は影響されにくいらしいです。ところで、なんかの本か論文 で、日本では、蜂が、フェイジョアのことをよく知らないので、ミツをすいにこない ため、受粉が難しく、できれば人工授粉してあげましょうという内容のものを読んだ記憶があります。確かに、いままで見たことのない花では、ミツバチも寄っ てこないということはあり得ますよね。

 
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